足尾銅山廃墟
わたらせ渓谷鐵道に乗って足尾へ。足尾銅山観光という坑道に入れる観光施設もあるが、ここは在りし日に繁栄を誇った構造物が廃墟となっている姿を見に行くところ。わたらせ渓谷鐵道の終点「間藤」から徒歩で旧足尾銅山の門前町を通り抜けて精錬所などの工場群へと。 左側の線路の上に見えるタンクは硫酸用タンクです。この工場の上の敷地には精錬過程で出る煙の硫黄成分を脱硫する設備があり脱硫する過程でできる硫酸もこの鉱山の産出物でした。タンクが3つ並んでいます。後ろの山が備前盾山で、この山こそが足尾銅山そのものです。この山の地下には無数の坑道が掘られており、この精錬所跡のすぐ近くにある本山坑から通洞駅の近くにある通洞坑(これこそが足尾銅山観光という観光施設です。)まで続いています。下を流れる渡良瀬川源流部の水は清冽な流れです。
少し歩くと精錬所跡の巨大な建物が見えてきます。この建物は今でも何らかの用途に使われているのでしょう。
by sam3636sam
| 2015-07-23 23:25
| 旅行